恋の授業

ときめく補修





日が昇りきったころ、母さんの声でたたき起こされた。




「愛!
 ちょっと、起きなさい!」



「う・・・ん~。
 母さん、今日、部活、休み。」



「ちがう!
 ・・・先生から電話。
 ハイ。」



「・・・あれ~、いつ帰ってきたの?」



「今日の朝よ!一昨日言ったでしょ!
 ・・・もしかして、まだ寝ぼけてる?」



「・・・。」



「・・・。」



「・・・グー。」



「おきろ!!」



バシっ!

と、お母さんのチョップが頭にクリティカルヒット!

わたしは、50のダメージ!&目が覚めた。




「いったーー!」


「学校から電話よ。
 はい。」



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