思いは届く
俺、なんだかんだ言って美優に惚れてんのかなー・・・
自分の気持ちなのに、分からない・・・
俺は、美優を家に送ってから拓海(成瀬)んちに寄った。
コイツとは、案外仲がいい。
・・・さすがに、蓮奈のことまでは聞いてなかったけど。
「どうした?佑介が学校帰りに俺んち寄って来るなんて・・・」
「いやー、どーしても気になることがあってさー。情けねえ話だけど、聞いてくれるか?」
「いいよー」
「お前はさ、なんで蓮奈のこと好きって思ったわけ?」
「なんでって・・・。ん~、好きに理由って必要なの?・・・俺は、蓮奈と話すと楽しくて、笑顔になれる。俺が笑うと、蓮奈も一緒に笑ってくれた。俺は、そんな蓮奈と過ごしている時間が好きだった。もっと、近くにいたいと思ったし、他の奴と仲良くしてほしくなくて・・・。それで、好きだって気づいた」
「・・・・」
「お前が知りたかったのは、こういうことか?」
自分の気持ちなのに、分からない・・・
俺は、美優を家に送ってから拓海(成瀬)んちに寄った。
コイツとは、案外仲がいい。
・・・さすがに、蓮奈のことまでは聞いてなかったけど。
「どうした?佑介が学校帰りに俺んち寄って来るなんて・・・」
「いやー、どーしても気になることがあってさー。情けねえ話だけど、聞いてくれるか?」
「いいよー」
「お前はさ、なんで蓮奈のこと好きって思ったわけ?」
「なんでって・・・。ん~、好きに理由って必要なの?・・・俺は、蓮奈と話すと楽しくて、笑顔になれる。俺が笑うと、蓮奈も一緒に笑ってくれた。俺は、そんな蓮奈と過ごしている時間が好きだった。もっと、近くにいたいと思ったし、他の奴と仲良くしてほしくなくて・・・。それで、好きだって気づいた」
「・・・・」
「お前が知りたかったのは、こういうことか?」