思いは届く
届いた日
佑介君と帰った次の日、卒業式。

部活の先輩たちとのお別れ。

っと言っても、あんまり話さなかったから何か感じるわけでもないんだけどね。

でも、思い返すと色々なことがあったなー。



この一年で、青春のための犠牲が分かってしまった・・・。

真莉亜ちゃんの事がやっぱり気になる。

今は、私たちが付き合っていることは知らないと思う。

だけど、そんなの時間の問題だから・・・。

いずれ、知られる。

その時は、怖い。

どう思われるのか・・・。

でも、もう前を向いて進むって決めたから。

何を思われても、正直どうもしない。

でも、それだったら納得してもらえるくらい幸せにする!

私が、佑介君を・・・。

男の子に言ってもらいたい台詞だわ・・・。

まあ、心の中の声ですけどね。
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