思いは届く
どうせ付き合ってることがバレるのなんて、時間の問題だし、いっか。

「わかった・・・」

「じゃあ、またあとでな」



部活が終わり、澪から色々からかわれたりもしたけど・・・、下校です。

佑介君は、校門で待っていてくれるという事だったので、周りの人たちを気にしながら、佑介君を探した。

「いた」

私の大好きな人が・・・。

「佑介」

「ん。美優。じゃあ、行くか」

佑介君と私の家は、真反対とまではいかないけど、結構方向が違う。

だけど、佑介君は私の家まで一緒に帰ってくれる。

そんな優しいとこも、好き。
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