可愛いなんて大嫌い
「仕方ねえだろ! あたしじゃあの変態を戦闘不能になるまで殴っちまいそうだからな。お前行って助けて来い」
「いやっ、でも……」
「はい、さっさと行って来る」
矢神はみーちゃんに背中を押され、葵に接近した。
(助けろったってどうすれば……? 俺もボコボコにしそうだしなぁ)
「ひぃいいっ!! 気持ち悪い放せ!」
葵は手で相手の顔を持ち、思いっきり自分の顔は遠退かせるが、どんどん相手のキス顔が迫って来る。
雨宮太郎は目をつむっていて、いつでもキス出来ます準備万端です、と顔が語っている。
「いやっ、でも……」
「はい、さっさと行って来る」
矢神はみーちゃんに背中を押され、葵に接近した。
(助けろったってどうすれば……? 俺もボコボコにしそうだしなぁ)
「ひぃいいっ!! 気持ち悪い放せ!」
葵は手で相手の顔を持ち、思いっきり自分の顔は遠退かせるが、どんどん相手のキス顔が迫って来る。
雨宮太郎は目をつむっていて、いつでもキス出来ます準備万端です、と顔が語っている。