可愛いなんて大嫌い
第5章 運の悪さは神クラス!
高校に入学してかれこれ1ヶ月。ゴールデンウィークが終わり、5月も折り返しにさしかかっていた。
そんなある日のホームルーム中、
「じゃあ明後日の夜11時に学校集合です。みんな遅刻しないようにね」
美人学級委員こと九条悠里は連絡事項を言っていた。
美人でしっかりしていて、優等生の悠里はクラス中から絶対的な信頼を寄せられている。
そんな悠里からの連絡なので、みんなは耳をかたむけていた。
放課後、
「明後日の肝だめし誰とペアかしらー?」
部活で作ったパウンドケーキを食べながら、梨加は目を輝かせている。
「クラスの親睦って言っても、もうみんな仲良しだよね」
こんなことを言いながらも、面白いことが大好きな茉子は凄く楽しそうだ。
「肝だめしなんか子供だましな遊びではないか。そんなものの何が楽しいのだ?」
2人の会話を聞きながら皿洗いをしていた葵が口を挟む。
「そんな事言ってる人に限って怖がりなのよねぇ」
そんなある日のホームルーム中、
「じゃあ明後日の夜11時に学校集合です。みんな遅刻しないようにね」
美人学級委員こと九条悠里は連絡事項を言っていた。
美人でしっかりしていて、優等生の悠里はクラス中から絶対的な信頼を寄せられている。
そんな悠里からの連絡なので、みんなは耳をかたむけていた。
放課後、
「明後日の肝だめし誰とペアかしらー?」
部活で作ったパウンドケーキを食べながら、梨加は目を輝かせている。
「クラスの親睦って言っても、もうみんな仲良しだよね」
こんなことを言いながらも、面白いことが大好きな茉子は凄く楽しそうだ。
「肝だめしなんか子供だましな遊びではないか。そんなものの何が楽しいのだ?」
2人の会話を聞きながら皿洗いをしていた葵が口を挟む。
「そんな事言ってる人に限って怖がりなのよねぇ」