可愛いなんて大嫌い
第6章 守り抜け葵の貞操!
そんなこんなで、葵宅から歩くこと30分。
プライドの塊を捨ててここまでついて来た。
(ここっ、こんなことがパピーにバレたらどうなるか考えたくない!)
葵を溺愛している父親が、男の家にお泊まりと知った際には、口から泡を吹いて倒れてしまうかもしれない。
親バカとは本当に困ったものなのだ。
(葵は無事に生還出来るのかっ!?)
「みんな寝てるから静かに入ってね」
「お、お邪魔します……」
こんな時でも礼儀正しく、挨拶をする葵。
物音を立てないように家の中に入った。
案内されるがままに2階へついて行く。
「葵ちゃんお風呂入った?」
首を横に振る。
「じゃあ先に入る?」
「……下着がない」
「姉ちゃんのでよかったら貸すよー。着替えも用意しとくね」
確実に胸のサイズが合わないだろう。
お言葉に甘えて葵は先にお風呂に入ることにした。
(……なんか話がうまくいきすぎではないか? さてはあいつ、何か企んでいるんじゃないだろうな)
プライドの塊を捨ててここまでついて来た。
(ここっ、こんなことがパピーにバレたらどうなるか考えたくない!)
葵を溺愛している父親が、男の家にお泊まりと知った際には、口から泡を吹いて倒れてしまうかもしれない。
親バカとは本当に困ったものなのだ。
(葵は無事に生還出来るのかっ!?)
「みんな寝てるから静かに入ってね」
「お、お邪魔します……」
こんな時でも礼儀正しく、挨拶をする葵。
物音を立てないように家の中に入った。
案内されるがままに2階へついて行く。
「葵ちゃんお風呂入った?」
首を横に振る。
「じゃあ先に入る?」
「……下着がない」
「姉ちゃんのでよかったら貸すよー。着替えも用意しとくね」
確実に胸のサイズが合わないだろう。
お言葉に甘えて葵は先にお風呂に入ることにした。
(……なんか話がうまくいきすぎではないか? さてはあいつ、何か企んでいるんじゃないだろうな)