I love youが言えなくて
Chapter 2
恋ゎするモノじゃなくて落ちるモノ
目の前に居るのゎ
「第一、今まで気付かなかったほぅが不思議だゎ
これから婚約する奴の顔ぐらぃ覚えてるだろ普通」
まぎれもなく、アタシの婚約者。
「でも、名前」
「名前?
あぁ、翼なんて偽名だろ」
騙された。
「俺の名前ゎ成宮龍。
成宮財閥の御曹司です♪」
不敵な笑みを浮かべる私の婚約者。