最後の恋…。〜愛するあなたへ〜




先輩と…一緒に…帰っちゃった…。


楽しかったな。


そう思いながら部屋のベッドに飛び込んだ。


ベッドにいると眠気が襲ってきた。



―ここから出して!まだ死にたくないの!!―


―まだやらなきゃいけないことがあるの!―


―誰か助けてよぉ…―



ハッ


自分が眠っていたことに気付く。そして額に手をあてると汗をかいていた。


夢よね…?現実じゃ…ないよね…?


でも私…もうすぐ…死んじゃうかもしれないんだ…。


…お母さんに無理に退院させてもらったんだもんね。


そうして私は遅くに風呂に入ったのだった―。




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