最後の恋…。〜愛するあなたへ〜
幼い頃はよく友達とボールとかで色々遊んでいた。
笑顔でいられるのも…ずっと続くんだと思ってた。
でも…段々自分の体に異変が起きていたのを気づいてたけど気付かないふりをしてた。
「お母さん…なんかね…麻璃華変なんだぁ…」
「なにが変なの…?」
「なんかね…トイレにいったらね、赤いんだぁ…」
「え…?」
「お母さん…怖いよぉ…。助けてぇ…」
小さいながら警告していたのかもしれない。
死が近づいてるということを…。
「じゃあ…病院にいこうか?」
お母さんは気づいてたんだと思う。
警告していたことを…。