最後の恋…。〜愛するあなたへ〜
そのときに入学式いこうとする通学路をわたっていたら、あの“高杉宏”にであったんだ…。
つらそうにうずくまりながら…必死にたえている姿。
“抵抗すればいいのに…”
そうおもいながらみているといてもたってもいられずに助けにむかってたんだ…。
でもね…あなたは私とは全然違ったの。
なんでも諦めようとする私に諦めないあなた。
なんでも未来をきめつけてる私にまだ未来をきめつけないあなた。
同じ人間なのにこんなにも違うことを気づかされた。
だからもう一度病気と戦ってみようと思ったの。
いつのまにか高杉先輩を好きになってたのかもしれない。