最後の恋…。〜愛するあなたへ〜




やっぱり怖いのかな…?まぁあんなのみたら誰だって怖いよね…。



私が立ち去ろうとすると、その男がたって、お礼を言ってきた。


「助けてくれてありがとうございました!」



多分だけど高校一年だろうと思った。これから入学式なんだろうと…。


制服はまだ綺麗で靴も鞄も綺麗なままだったから。



実はわたしもこれから入学する。


「そんなにかしこまらなくていいよ。私と同じ年だし」


「え?」


「だって君…高一だよね?」


「え?…違いますよ!?高二ですよ!?」



意外な言葉に絶句した。




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