最後の恋…。〜愛するあなたへ〜
―あれから3日
学校に行っても気持ち悪くなる事が多くなった。
「ひ、陽菜。気持ち悪い…よ…」
「ま、またぁ!?大丈夫なの?」
陽菜は面倒見がいいからよく保健室に連れてってくれる。
でもついに...
「陽菜、ご飯食べよ…「麻璃華!?」
倒れてしまった。
最近ご飯をあまり食べなくなっていた。
食べたらまた吐くから。
「ど、どうしよ…。だ、誰かーっ!」
中庭にいたからか誰もいなかった。
陽菜が焦っているのが見えた。
でも声が出ないし、体は動かなかった。
ご飯をあまり食べなかったせいだろうか。
「どうかしたんですか!?」
「た、高杉先輩!!助けてください!麻璃華が!」