最後の恋…。〜愛するあなたへ〜



 しばらく街をブラブラしてると見覚えのある人を見つけた。


 ん…?あれって…。


「先輩っ!あれってもしかして…陽菜?」

「そうみたいですね」


 先輩は笑顔で答えた。


「先輩知ってたの??陽菜がいるって…」

「麻璃華さんのちょっと前に気づきましたよ」


 さすがだなぁと思いつつ、陽菜の隣の人をみた。


「あれ誰だろう?初めてみるなぁ〜」


 しばらく陽菜を見ていると目線に気づいたのか陽菜が私たちを見つけて叫んだ。


「麻璃華〜!!高杉先輩〜!!」

「陽菜ったら全然気づかないからビックリしたよ〜」


 そういって陽菜に近づこうとすると…男の人が立ちふさがった。


「陽菜に近づくな…」



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