最後の恋…。〜愛するあなたへ〜



 そしてついたのはデカいビルだった。


 なにここ!!入ってもいいの!?


「大丈夫だよ。入ってきて!!」

「それじゃあ、お邪魔しますね」


 先輩は平然とビルに入っていった。

 先輩凄いな…。何者ですか!?


「…麻璃華も早く入ってよぉ〜」

「ごめん、ごめんっ!!」


 なんか急に聞きたくなったな。何者なのか、過去の事とか…。今度聞いてみよーっと。


 ビルに入ってみると高級感あふれる構造だった。


「凄いっ!!…きれ〜!!」

「…そういえば、麻璃華って星好きだよね?」

「うんっ!!大好きだよっ!!」

「この建物気に入ってくれると思うんだ。二階には星が見れるよぉ。用事が終わったら見に行こうね!!」

「うんっ…!!」



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