最後の恋…。〜愛するあなたへ〜



 そういえば、用事ってなんだろう?

 そろそろ聞けるかな?


「…ねぇ、陽菜ここにはなんのようで?」

「それはね、湊汰に会いに来たの!」

「湊汰くんに?なんで私たちにまで?」

「なんか1人だとあやまりにくいし、気まずいし…ね」

「なるほどね…」


 しばらく進むと受け付けの人がいた。


 ここまで進んでやっと受け付け…!?

 な、長いよ…。


「陽菜様ですよね?どうぞ…。後ろの人たちは?」

「私の友達たちです」

「わかりました…」


 陽菜…顔パスなの!?

 どんだけよ…。


 関心していると、扉を見つけた。


「陽菜、ここに入るの…?」

「うん。ここは撮影の場所なんだぁ。湊汰はだいたいここにいるの」

「そっか…」


 やっぱり、陽菜は慣れてるんだなぁ…。

 でもなんで高杉先輩は慣れてるんだろう…?

 まぁ、いっか…。



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