最後の恋…。〜愛するあなたへ〜
急いで出てきた私に陽菜と先輩はビックリしていた。
「…はぁ、はぁ…」
「どうしたの?麻璃華」
「走って出てきたって事はなにかあったんですか?」
「なんでも…ないの…。恥ずかしかっただけで…」
「「??」」
2人は顔を見合わせよく分からないといったポーズをしていた。
「…あ、いたわっ!!さっきのハンカチを使ってくれたお姉さん!!忘れものですよっ!!」
「あ、すみませんっ!!」
「はい、ハンカチ!!もう忘れたらダメですからねっ?」
「はい、すみません…」
ってばれちゃったよぉ〜。
ハンカチを持ってた事!
「…ハンカチあるのに使ってくれてありがとう」
「…い、いえ…」
先輩を見ると固まっている。
「先輩?どうかしたの?」
綺麗なお姉さんも先輩をみて固まっている。
どうしたんだろう?2人して…。