最後の恋…。〜愛するあなたへ〜

先輩の家




 ふぅ〜。なんか暇だなぁ〜…。

 遊びに行こうかなぁ〜。


 今は夏休み。お母さんに言われて勉強を先にやったけれど、今は終わって退屈だった。


「そうだ!陽菜に電話しよーと」

プルルルル…


『なに?麻璃華?』

「今、暇?」

『これからデートなのっ。どうしたの?』

「そっか…。ならいいや…」

『…高杉先輩は?』

「え!?先輩!?」

『誘っちゃいなさいよ。もうすぐ花火大会でしょ?』

「あ、そっか…。誘ってみようかな…」

『よし、よろしい!!』

「じゃあね!また!」

『うん』


 よし!先輩に電話するぞぉ〜!!


…プルルルル


「え?…誰からなの??」


 よく見ると先輩だった。


 嘘っ!?先輩なの??…心の準備が…!!

 もうやけくそだぁ〜!!


「…はい、もしもし?」



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