最後の恋…。〜愛するあなたへ〜



 色々思いだすにつれ死にたくないという気持ちが強くなってきちゃったなぁ〜。



 先輩…私がいなくても平気だよね…?


 ―愛してるよ、先輩…―



「…どうかしたんですか?」


「…ううん。陽菜達遅いなぁと思って…」


「そうですね。遅いから2人だけで先に行きましょうか?」


「うんっ。そうだね!」



 陽菜にメールをうつ。



《遅いから先に行くね!!》



 それだけ送ると先輩について行った。



「…色々ありますねぇ〜。なにか欲しいものありますか?」



 先輩には倒れた事いってない。


 もうすぐ死ぬということも……。


 心配させたくないから……。



  ―今までありがとうね、先輩…―



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