最後の恋…。〜愛するあなたへ〜



 そんな事を考えてるとメールがきた。


 陽菜からだった。



「先輩!陽菜から来ましたっ!!」


「なんて?」


「えっとねぇ〜…



《ごっめーん(泣)電車が込み合ってるのぉ〜Σ(゚□゚;)先にいってて!!ごめんねぇ〜》



だそうですよ?」


「大変ですね。じゃあ先に楽しみましょう」


「うんっ!!」



 私達は花火の時間までめいいっぱい楽しんだ。



「…もうすぐ、花火なのに陽菜たち来ないね…」


「そうですね…。でも僕は嬉しいですけどね」


「…なんで?」


「それは麻璃華さんと2人きりになれるからですよ…」


「…え?」



ヒュルヒュルヒュル…バーン…



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