最後の恋…。〜愛するあなたへ〜



 病院につくと麻璃華とお父さんとお母さんらしき人がいた。


 お母さんらしき人は泣いていた。


 なんで泣いてるの…?



「…麻璃華はどうなるんですか!?」


「…あなた麻璃華の友達?」


「え…?はい、そうです…」


「…よくあなたの話をしてくれたのよ…。あの子と仲良くしてくれてありがとうね」


「麻璃華は死んじゃうんですか…?」



 麻璃華のお母さんはなにも言わなかった。



 私は子供みたいに泣きじゃくった。



 なんで麻璃華をつれていくの…?


 私の親友をとらないでよぉ〜…!!



 "麻璃華は死ぬことを知っていたがらもあなた達と花火大会を行く事を望んだの…。最後の顔は楽しそうだったわ…"



 なんで麻璃華。死ぬことは怖いじゃない…。


 私の最後みた顔は泣き顔だったのに…。



 麻璃華、あなたは怖かったんだよね…?



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