いつも隣に。
あの日。
ーーーーー朝。
「姉貴ーっ!起きろ!朝だぞ!」
俺は姉貴の部屋にむかっていつも通り叫ぶ。
「ん、んーーーーー。あ、おはよ」
姉貴は寝起きの顔でにっこり笑う。
「おはよ、早く降りてこいよお!」
俺がそうゆうと、姉貴は
「いつもありがと。優弥のおかげで毎日起きれるよ」
いつもはそんなこといわない。
「姉貴?」
姉貴は表情をパッと変え、
満面の笑みだった。
このとき違和感を感じた。
なんだかわからないすごい不安感。
それは的中することになるのだが。