続**先生、好きになっちゃいました。
「あ、はい…迷惑をかけてしまって
すいません…
ありがとうございます」
はあ…とため息をつきながら
電話を切る先生。
私ってほんと最悪。
「そんな悲しそうな顔すんなよー。
大丈夫だから。
予約ちゃんとしてあるし無事に
入れるって。
元気だせよー?」
ははっと元気そうに笑い
私のほっぺたをつねる。
先生は平気そうな顔を見せて
くるけど絶対余裕がないんだ
ってわかる。
突然真顔になったり
くしゃくしゃと自分の頭を
かいたり
ちょっとだけど手汗かいてたり…
分かるんだよ、私。