岬くんの所有物







「星さん・・?」

「え?」

「あ、俺ー・・同じクラスの・・」

「遠藤くんだ~、どうしたの?」

「いや、遅刻してきたんだけどさ(笑、星さんこそ何してんの?」

「あー、私?岬くんの教科書探してるの~」

「ふーん。あ、あのさ・・良かったらメール・・とか頂戴!じゃ、じゃあ先行くね」




メアドが書いてある紙を渡され

遠藤くんは走って行ってしまった








【遅刻はダメだよ!遅刻はっ】

適当にメールを打って
教室に戻った









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