手紙
それから美憂は救急車に運ばれ俺も着いていった
手術中の間に美憂の両親が来た
「すみませんでした
俺がトイレに行かなければ…」
俺は頭を下げた
「顔を上げてくれ
悠真君」
俺は言われたとおりに頭を上げた
「悠真君のせいじゃないよ
あの子はね昔人をあまり信じなかったの
でも悠真君に会って変わったの
いつも作り笑いだった笑顔が普通に笑うようになった
だから悠真君のせいじゃない」
俺は涙がでた
それと同時に手術中のランプが消えた