あなたを好きになれたから 
ハグ!ハグ!ハグ!
「はぁ~」


深いため息を吐いた…


社内旅行から帰ってきて、3日。
お土産を買ってきたんだけど…
連絡さえ出来てない私が、もちろん渡せてるはずもなく…


「亜子!どうしたぁ?」


美奈ちゃんが、心配そうに私の顔を覗きこむ。


「あ、美奈ちゃん…」


「その顔は…もしかして…まだ、渡せてないなんて言わないでしょうね!」


う
ギクッ


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