あなたを好きになれたから 
紙袋を手渡し
俯く私に


フワッといい香りが近づいたかと思ったら


気づいたら


ギュって
抱きしめられてた…


「へ!?え、江藤さん!?」


「緊張してたみたいだったから、思わず…ごめんね。でも、本当に嬉しかったんだよ。須田にもちゃんと渡しとく。」


「は、は、はい!」


もう
言葉が出てこない…


ギュってなんて
反則です…


ますます
ドキドキが止まらなくなるじゃないですか…


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