あなたを好きになれたから 

不意に


肩が温かく感じて、自分の肩に手をやると


江藤さんのジャケット!?

「寒くなってきたからね。」


そう言われたあと
私の視界は、真っ暗になった…


だって
江藤さんに抱きしめられていたから…


「え!?あ!?あの、江藤…さん!?」


「し、黙って」


唇に触れた
初めての感触。。


それが
キスだとわかるまでに、暫くかかってしまった。
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