あなたを好きになれたから 
そして

ドサッ!!!


私の机に、たくさんの書類が乗せられた。


「やる気ある平野さん~!これを一部ずつ十枚綴りで綴じて!で、五十部出来たらオレに持ってきて!」


なんてニコヤカなんでしょう!!


はぁい~


力なく答える私に


「出来たら、後で飯奢るからな!」


小声で言って
肩をポン!と叩いてくれた。


うん!っと高いものですよ!


って言って
仕事に取りかかる。
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