あなたを好きになれたから 
「須田…先輩…。私を好きって言ってくれて…ありがとう…ございます…」


流れた涙が止まって
言えた。


「亜子。。。後悔だけはしないで。。真っ直ぐな亜子でいて。。大丈夫!お前はいい女だから!」


自信持って!


って
頭をグシャグシャされた。

「あ~ごめんな…俺、マスターに話あるから…送ってやれない…」


私は、鞄を持って席をたった。


気をつけて… 帰れよ…


って
須田先輩の背中越しに聞こえた感じがした。


歩きながら

また

涙が溢れてきた…
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