あなたを好きになれたから 
ハァ…ハァ…


いつ以来だろ…
こんなに走ったのって…

ピンポン~♪


「平野さん、いらっしゃい。二階で美奈が待ってるわよ」


お母さんが出迎えてくれた。
私も美奈ちゃんも、実家暮らし。


「お邪魔します。」


美奈ちゃんのお母さんに、頭を下げお邪魔する。


トントンと階段を上り始めると


「亜子!!良かったぁ~無事に着いて…遅いから、迎えに行こうかと思っよ。」

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