あなたを好きになれたから 
心の声が
漏れてたみたいで…


「お願いが、ある。。親父が助かることを祈っていて…」


江藤さん。。


「きっと…きっと…。江藤さんのお父さまは、大丈夫ですよ!」


私には
これが精一杯。


「あはは。。ホントだ。須田が言うように、平野さんに『大丈夫!』って言われたら、大丈夫のような気がする。ありがとう。本当にごめん。また、連絡するね。」


プツッー


電話が切れた。

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