あなたを好きになれたから 
「もし、
もしも、ですよ…
私が…その…先輩のことを、
好きにならなかったら…どうします??」


少し
小さめの声で言ったら…

「そんな先のことを心配して、
人間、やってられるか!っつうの!!」


心配しなくても
平野は、俺のことを
きっと好きになるから…

笑いながら
力が抜けそうになってる私を支えながら
やさしく抱きしめてくれた。


なんか

やっぱり

陽だまりみたい…
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