あなたを好きになれたから 
「おい!平野!聞いてるかぁーーー」


松沼先輩が
私の顔の前で
手を振っていた。


「あ!すいません!」


意識を遠くにやってしまった事を
後悔する。。。


「平野の意識が遠くに行くのは、今日だけじゃないしな!」


私の頭に
手をポンっと乗せる。


そんな事をされると
余計
自分が恥ずかしいよ。。。
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