あなたを好きになれたから 
いい具合にお酒が入ったところで、
話しは 恋ばなになった。

「そういえば、亜子って、彼氏いないんだよね~」


「うん。自慢じゃないけど、彼氏いたことないの…私より、美奈ちゃんはどうなのよ!」


「私!?私はいるよー!彼氏」

うわぁ!
語尾にハートマークがついてるーー


「いいなぁ♪ね、美奈ちゃんの彼氏って、どんな人?」


「うふふ♪私が、高校の時に通ってた塾で知り合ったんだ。一目惚れしてね、頑張ってアタックしたんだよ!今も、ラブラブ♪」

好きな人を思って話す美奈ちゃんが、スッゴク可愛い♪

いまだに、恋愛未経験の私からしたら、スッゴク羨ましい…

私にも
いつか
大好きな人
できるかなぁ…


「。。子。。亜子!!」


「。。あ。。ごめん。。」

「もう~一人の世界に入って!!で、亜子の好きなタイプはどんな感じの人?」

タイプ。。かぁ~
どんな人だろ??


「優しい人。。かなぁ。あ、あと、嘘をつかない人!」


「うんうん♪だねぇ~嘘つかない人は大事だわ!!可愛い亜子だもん♪いつか、絶対に現れるって!!大事な人!」


そう言って、美奈ちゃんはウィンクした。

いつか、ホントに好きな人が出来て、
付き合えるようになったら、美奈ちゃんと
恋ばな♪ するんだぁ!!
< 6 / 307 >

この作品をシェア

pagetop