あなたを好きになれたから 
「うわぁ♪」


店内は
そこまで広くはないけど、
ダウンライトが、スゴクお洒落。

ジャズの音色が心地いい。

「須田くん!いらっしゃい!今日は、珍しく一人じゃないんだな!」


店長さんらしき人が
須田先輩に声をかける。

「あ、マスター!今日は、うちと、取引会社さんの打ち合わせだったんですよ。終わったから、若者で飲み直しなんです。僕らは~」

ビールでいいですか?

って
訊ねてる。


お前らは、
軽めのカクテルでいい?

私の顔を見ながら
聞いてくれる。
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