あなたを好きになれたから
「あの…聞いてもらえますか?」
「うん、いいよ、聞くよ。」
高くもなく
低くもない
丁度いい声が、私の中に スゥーっと入ってきた。
「光社の田代さんと、美奈ちゃん。あ、小柳さんですね!」
「うん。」
「一生懸命に仕事の話をしてるじゃないですか。。美奈ちゃん、いつか図面を書いてみたい~って話してくれて…その。。何て言うか…仕事に対する姿勢がカッコいいっていうか…やりたい事があって、うらやましい…なぁって。。」
だんだんと小さくなっていく
私の声。
それでも、聞き洩らさない態度で
真剣に聞いてくれてる、江藤さん。
「平野さん。今、焦って見つけなくても、いいんじゃない!?人には人のペースがある。君は今、一生懸命に仕事を覚えてるんでしょ!?だったら、それが今の君のやるべき事だ。君は、小柳さんではないしね!ゆっくり、焦らず。その内、これがやりたい!って事が見つかるからね」
そう言って
優しく、私の頭をポンポンと叩いてくれた。
「うん、いいよ、聞くよ。」
高くもなく
低くもない
丁度いい声が、私の中に スゥーっと入ってきた。
「光社の田代さんと、美奈ちゃん。あ、小柳さんですね!」
「うん。」
「一生懸命に仕事の話をしてるじゃないですか。。美奈ちゃん、いつか図面を書いてみたい~って話してくれて…その。。何て言うか…仕事に対する姿勢がカッコいいっていうか…やりたい事があって、うらやましい…なぁって。。」
だんだんと小さくなっていく
私の声。
それでも、聞き洩らさない態度で
真剣に聞いてくれてる、江藤さん。
「平野さん。今、焦って見つけなくても、いいんじゃない!?人には人のペースがある。君は今、一生懸命に仕事を覚えてるんでしょ!?だったら、それが今の君のやるべき事だ。君は、小柳さんではないしね!ゆっくり、焦らず。その内、これがやりたい!って事が見つかるからね」
そう言って
優しく、私の頭をポンポンと叩いてくれた。