キミ、想ウ



確かに、昔はスナックで
短期間だけ働いていたけど
人見知りが激しい性格のせいか
人と話すことが苦手だった。

生活する上で
お金に困ってるって言えば困ってる。
副業みたいな感じで
飲み屋にでれば、生活はだいぶ変わる

だけどなあ…

「まぁ副業みたいな感じで休みの前の日だけ出れば次の日に支障はないやろ」

「そうだね…ま、もう少し考えるよ~」

「そうしな、そうしな、」

「まぁ、あんたがいれば、愉しいだろうしね」

「なにより梓だから楽でしょ♪」

「だね~」

二人でケラケラ笑いながら
梓の話や、いろいろなことで
その日は盛り上がった。

小学生からの付き合いのある愛(まな)。
あたしのことは知りつくし
あたしも愛には、気を許していて
なんでも、話せるくらい信頼していた。

あたしの、大好きな唯一の理解者。





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