束縛、それが僕の愛情表現
どうしてこんな事するか・・・
分からないの?
じゃあ教えてあげる。
好きだから。
愛しているから、晴菜の事。
これは不器用な俺の愛情表現だよ?
晴菜も分かってくれるはず。
晴菜は俺のモノだよ?
「ねぇ、晴菜?」
その怯えた顔、最高だよ。
その可愛い顔、もっともっと見せて?
「晴菜は俺のモノだよね?」
震えたりして。
どうしてそんな可愛いかなぁ。
「答えろよ。」
俺がいつもより低い声でそう言うと、
晴菜はビクッとして
ゆっくりと頷いた。
「だよね?なのにさぁ・・・俺に口答えするって、おかしくない?」
バシンッ
一発平手で殴る。