社長と秘密の生活


今まで女を腐るほど抱いて来たが、

ヤリ終わった後まで愛おしいと思える女はいなかった。

っていうか、杏花ほど抱きたいと思える女はいなかった。


こんな表情を見せるのは、俺だけであってほしい

そんな想いを抱かせる“女”


俺は憑りつかれたかのように杏花にハマっている。

杏花にも俺みたいに……ハマらせてぇ。


「キャッ…」


俺は無意識に杏花の首筋に吸いついていた。

ヤバッ……俺また暴走してるじゃねぇか。

けど…ゴメン……治まり効かねぇ…。

けど、俺を狂わす杏花が悪いんだからな?



滑らかな杏花の肌が俺の身体に寄り添う形で、

………僅かにくねらせて反応する。

―――――ダメだ!!

こんな上等な女を放っておけねぇ。


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