社長と秘密の生活
杏花は首が弱点。
それを隠すようにいつも髪で隠してる。
首筋に近づくだけで涙目になる。
これって、マジでヤバいだろ?
俺じゃなくても襲いたくなるっつうの!!
俺は杏花の腰を抱き寄せ、チュッ。
色白の肌に幾つもの紅い薔薇を散らす。
ビクッと揺れる杏花の身体。
そんな反応を察知して、ますます攻めたくなる。
杏花は感じやすいタイプだよな…。
軽くキスするだけで身体がビクッと反応する。
無意識に杏花の唇に口づけを。
暫くすると―――――、
「要……?」
浅い呼吸の合間に杏花が俺の名を。
「ん?……何だ?」
腕の中の杏花がモゾモゾしてる。
あっ!?やべぇ……。
俺の身体は完全に戦闘モードになっていた。