社長と秘密の生活


杏花は恥ずかしそうに困った様子。

恥ずかしがる仕草までマジでヤバい。

ホントに俺、ドツボにハマりまくり。

だけど、治まり効かねぇ――――。


すると、


「いいよ……?」

「けど、俺は杏花を大事にしたいから。このままでいいよ…」


俺は最大限の優しさでそう答えた。

杏花は優しいなぁ。

自分の方が大変なのに、俺の心配をしてくれる。


「………ありがと///////」


ヤバい、今の笑顔…最高!!

モーレツに強烈な極上の笑み。



初めて心から満たされる…そんな女。


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