社長と秘密の生活
和成は大学の同期で今は弁護士をしている。
俺の1番の親友であり、会社の顧問弁護を任せている。
公私共に何でも話せる唯一の男。
弁護士家系で秀才のエリート。
和成の勤務先・宮本弁護士事務所へ到着。
「カズ、悪いな?忙しいのに…」
「いや、平気だよ。で、何?何かあったのか?」
「修矢に杏花の存在がバレたっぽい」
「マジで!?……何で!?」
「最近、俺が女遊びしてないから、クラブの女が噂したらしくて…」
「…そうかぁ。で、どうするんだ?」
「カズに頼みがある」
「ん?」
俺は深呼吸し、意を決して――――