社長と秘密の生活
「プッ…これかぁ~。うん、納得!!」
和成さんは笑いを堪えながら、頷いている。
何が納得なの??
言ってる意味がちっとも分からない。
「どうか…しましたか?」
「いや……別に……」
まだ、笑いを堪えてるし…。
「お夕食は済んでますか?」
「昼が遅かったから、まだ…」
「良かったぁ。すぐ温め直しますね?」
私は料理を温め直しにキッチンへ。
22時を回っているのにまだ夕食を取ってないだなんて…。
弁護士さんって大変なお仕事なのね?
和成さんが着替えに行っている間に、
テーブルの上に湯気の立つ料理を並べた。