社長と秘密の生活
「そうそう、その意気。どこで見られてるか分かんないし、超ラブラブデートしようね?」
和成さんは爽やかな笑顔で、
「ラブラブ……ですかぁ……」
う゛ぅぅっ……気が重い。
私に出来るかなぁ。
ラブラブデート……。
だけど、これも私と要の未来のため。
しっかり頑張らないと!!
食事の後片付けを済ませて部屋へ。
明日の事を考えると緊張するけど、
今はしっかり休んで万全の準備をしないと。
私に出来る事はこれしかないんだから。
付き合ってくれている和成さんに申し訳ない。
私は明日に向け、早々に就寝した。