社長と秘密の生活
修矢さんの経営しているレストランでランチをすることに。
エキゾチックな雰囲気のお店。
私が外観に見惚れていると…
「ここは2年前にオープンした店で、前に要と来たことがある」
「そうなんですかぁ」
「俺の情報じゃ、昼は結構店にいるらしいから…運が良ければ会えるはず」
「………」
私の腰に手を回し、耳元で優しく話す和成さん。
要には及ばないけど、少し掠れた感じの声が色っぽい。
「いるいないに関わらず、ラブラブモード全開で頼むな?」
「はい!!」
「それと、店の店員も修矢の手下だと思って気を抜くな?」
「……はい」
これから入る店のスタッフ全員が敵!?
奮起した心が折れそうになる。
けれど……
「ヨシ、行くぞ!?」
和成さんは私の腰を強めに抱き寄せ…
甘いオーラ全開でエスコートし始めた。