社長と秘密の生活
俺は和成と杏花、そして修矢を残して店の外に出た。
バーから連れ出した女は、俺とホテルに行きたいらしい。
無駄に胸を押し付け、ホテルの方へ歩き出す。
それに、香水臭くて頭が痛い。
何なんだ………この匂い。
昔はコレが普通だと思っていたし、
それほど気にした事も無い。
夜の街のネオンに照らされ女の顔がハッキリ見える。
こう見ると、まぁ…美人だがヤル気にはならねぇ。
昔の俺だったら即行でお持ち帰り状態だろうがな…。
そんな風に思いながら、女を連れてバーをハシゴした。
その気になってる女をデロンデロンに酔わせて、
俺は何とか無事に女の自宅に送り届けた。