社長と秘密の生活
「ご旅行でしょうか?」
「さぁ、修矢の買い付けに女を同行させたのかもな?」
「お調べ致しますか?」
「…そうだな。帰ってからでいい」
「承知致しました。それから、ご一緒の女性は如何されますか?」
「そっちも頼む。どこかで見た顔なんだが…」
「承知致しました。帰国致しましたら、早急にお調べ致します」
「頼む」
「では、そろそろ参りましょうか?」
「あぁ、そうだな」
俺と沢田は、商談先へと向かった。