社長と秘密の生活


「今日はゆっくり休みなさい。明日から連休なんだから」

「ん、お婆ちゃんありがとう」

「ううん、もっと早くにこうすべきだったのよ。要、ごめんなさいね」


申し訳なさそうな表情をする祖母に

俺は深々お辞儀をした。


「話はまた明日。おやすみ、要」

「おやすみ」


俺は1階で素早くシャワーを浴び、

杏花のいる自室へ戻った。


ドアを開けると、


!!!???


目の前に杏花が立っていた。


「要、どこ行ってたの?いなくなっちゃったかと思った」

「ごめん、報告がてら知らせに」


杏花は今にも溢れそうな涙目で、

俺に勢いよく抱きついて来た。


俺はそんな杏花を抱き上げ、そっとベッドの上へ。


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