社長と秘密の生活



「杏花さん、また後で。私も着替えて来るわ」

「はい、いってらっしゃいませ」


私は笑顔で手を振った。


―――その後、

私は3人がかりで変身した。


「杏花さん、準備は……まぁ!!なんて綺麗なんでしょう!あなた~あなた~!!」


小夜さんは昇さんを呼んでいる。

すると、襖から昇さんが顔を出した。


「こりゃまぁー、なんと美しい!!杏花さん、本当に綺麗だよ」

「あ、ありがとうございます」


着なれない格好でぎこちない。


私はゆっくりと立ち上がり、

2人に軽く会釈した。


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